十五年主題歌総決算

期間が空いてしまいましたが今年の主題歌10選を選出していきたいと思います。

去年はオープニングエンディングを別々で上げ、楽曲や映像別に選別していたのですが面倒なので今年は一つにまとめて書いてしまおうと思います。

この今年の作品一覧を見ながら思い出して選別する時間が本当に楽しいです。書いている時よりも選別してる時の方が楽しいという本末転倒状態ですが書いていきます。

 

一曲目「アシンメトリー(堀江由衣)」

f:id:sugar09:20151229013455j:plain

尊を亡くし劇場版で赤の王への覚醒を遂げ作中キャラクターの中でも精神的強さを手に入れたアンナ役の堀江由衣さんが今まで楽曲を歌い上げてきたangelaさんの意志と楽曲を受け継ぎ歌唱されたこの楽曲。堀江さんらしい芯のある歌声とKの世界観が本当にマッチしていて、また新たな可能性を生み出してくれた気がします。アシンメトリーという意味も物語が進展すると指し示す本当の意味がわかってくるはずです。

ニ曲目「解(カスタマイZ)」

f:id:sugar09:20151229013703j:plain

GoRAのリーダーであるレッドさんこと宮沢龍生さんが初作詞を担当されたこの楽曲。アルコールを片手に紡がれた鋭い刃物のような単語が並べられた歌詞が物語を見進めていくとタイトル通り解きほぐされていく感覚。聞き手の数だけ解釈の可能性が広がる楽曲。そんな世界の歯車に抗っていく野性的な楽曲を歌いこなす吠えるような力強い全力のカスタマイZさんの歌声はこの楽曲にピッタリでした。

三曲目「Cry for the Truth(MICHI)」

f:id:sugar09:20151229013246j:plain

六花の勇者の世界観を彩る沖縄出身のアニソンシンガーであるMICHIさんのデビュー曲。主人公たるアドレットの騙し騙されても自分を信じ意志を貫く強さを示す歌詞とアクション作品らしい疾走感溢れるエレガ節の効いたメロディに19歳の新人とは思えないMICHIさんの大人びた歌声。今年一年のアニソンを思い返してもかなり印象深い楽曲になりました。

四曲目「Philosophy of Dear World(ZAQ)」

f:id:sugar09:20151229015156j:plain

純潔のマリアの純潔のマリアによる純潔のマリアの為に書き下ろされたと言っても過言ではない楽曲。作品に寄り添った楽曲を生み出してくれるZAQさんには毎度毎度驚かされているのですがこの楽曲だけは本当に驚きすらも超えて感動が生まれましたね。私めの言葉で語ることは何もありません。言うべきことは純潔のマリアを見てこの楽曲を聴いてください。それだけです。

五曲目「GENESIS(藍井エイル)」

f:id:sugar09:20151229023646j:plain

絶望に伏しても先に待つ未来を信じで歩みを進める強さと勇気を描いた歌詞と涙腺を刺激するメロディ、そして真っ直ぐ心に刺さるような藍井エイルさんの歌声が本当に素晴らしくて毎週アルドノア・ゼロエンディングでこの楽曲が流れる度に心が苦しめられていた記憶が蘇り、ダイレクトに伝わってくるキャラクターの心情と覚悟に未だに聞き直すと色々思い出してしまう位作品にピッタリな楽曲。個人的にこの楽曲無しにはアルドノアは語れない位作品への影響が大きかったです。

六曲目「幸せについて私が知っている5つの方法(坂本真綾)」

f:id:sugar09:20151229012451j:plain

幸腹グラフィティにピッタリな幸せだけが蔓延る優しい世界の広がる楽曲。聞いているだけで楽しくなるようなメロディラインと真っ直ぐな歌詞を透き通る真綾さんが歌い上げることで唯一無二の世界観を作り出しています。オープニング映像も印象的で可愛らしさ全開。

七曲目「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!(土間うまる)」

f:id:sugar09:20151229012552j:plain

アニソンらしい一発で作品の世界観が伝わるようなわかりやすい干物妹うまるちゃんオープニング主題歌。田中あいみさん演じるうまるの表と裏の歌い分けへの驚きや可愛らしく中毒性のあるメロディが癖になる一曲。一時期ずっと頭の中をループしていたのはいい思い出。

八曲目「HOLLY TRIP(少年ハリウッド)」

f:id:sugar09:20151229025837j:plain

前期のハロー世界から大きな成長を見せたこの一曲。アイドルらしい爽やかな雰囲気とは裏腹にしっかり少年ハリウッドらしい要素をしっかり秘めている。アイドルという世界と出会い、悩み葛藤し迷い続けた少年達が永遠を求め、答えを求め踏み出した一歩を、軌跡を楽曲で感じる事が出来る素晴らしい楽曲だと思います。

九曲目「Day you laugh(豊永利行)」

f:id:sugar09:20151229025801j:plain

デュラララ×2転のオープニング主題歌となるこの楽曲。主人公の帝人役の豊永利行さんが初オープニングを担当された衝撃と楽曲と歌唱力のクオリティの高さに驚かされました。全てが危うく一寸先は闇の言葉が似合う狂気的なデュラララらしい世界観がコレでもかとふんだんに組み込まれた、転で遂に本性を見せ出す帝人にもかなり関連性のある楽曲になっていました。豊永さんのセンスに圧巻です。

十曲目「Last Theater(Noisy cell)」

f:id:sugar09:20151229030132j:plain

ラストを飾るはデスパレードエンディング「Last Theater」。デスパレードはオープニング主題歌が映像楽曲含め話題ですが個人的にはこのエンディングのほうが好きだったりします。隠れた名曲。人間としての生を終え、人の死後を選別するキャラクター達の問い。人の命とは、正しさとは、答えとは、信じるべきものは何なのか、作中に広がる全てがこの歌詞に詰まっている気がします。

 

10曲選別を終えました。

アニソンアーティストからバンド、キャラソンまで今年も様々な楽曲に出会う事ができて何よりです。今年中に書き終えられてよかった。本当に良かった。来年はどんな楽曲が生み出されるのか今からワクワクしてます。

さて、残るはキャラクター選別ですね。去年はキャラクターを選別して書いている時が一番楽しかったので今回も気楽に書こうと思います。今年もあと二日、二日以内に書けるだろうか…無理かな…いえ、書いてみせます。多分。