花の印が導く罠
前回言ったようにガッチャマンクラウズインサイトの感想を書こうと思ったのですが昨日放送開始した「六花の勇者」を視聴したらどうしても書きたいことが募ってしまったのでガチャクラを次に回して六花の勇者の感想を書かせていただきます。
千年前魔神を封印した一輪の聖者の力が再び魔神が目覚める時、六人の選ばれし勇者に六花の紋章を印し一輪の聖者から受け継がれし力を駆使し世界を破壊に導く魔神封印を目的に魔哭領に集結する。
ここまでの大まかなイントロダクションを聞くと至って王道ファンタジーなのですがこの六花の勇者は王道ファンタジーとは一味違う「六人しか存在しない筈の六花の勇者が七人存在し、この中に一人偽物(敵)が存在している」というミステリー要素が含まれている事が大きな斬新さの一つだと思います。
仲間全員を疑い合い偽物を見つけ出すという要素はミステリー作品にはよくある要素ではありますが王道ファンタジーに含まれているというのは珍しいのではないでしょうか。個人的にこういう疑い疑われる駆け引き描写は大好物なので好きなジャンルが混ざり合ったこの作品の雰囲気に一気に引き込まれてしまいました。
一話時点では主人公アドレット・マイアとピエナ国の王女であるナッシェタニアが六花の紋章を受け六花の勇者に選ばれる場面までしか描かれていないのでミステリー要素はまだなかったのですが、そんな本題に入る前のプロローグに至る一話でも既に視聴者を引き込む要素が沢山あり見ているだけでわくわくしてしまいました。
第一話では主人公アドレット・マイアが六花の勇者を選出する為の神聖な戦場を荒し懲役刑に処されてしまうという大胆な構図から始まるのですが、アドレットの戦場荒しのアクションシーンのカメラワークの躍動感が物凄く見応えがあり完全に飲まれること間違いなしです。
最近は静止画としての美しさが評価の基準になっていたりするものですがこのアクション描写は映像として魅せる美しさがふんだんに盛り込まれています。こんなにアクションで動いているのは最近では進撃の巨人の立体機動装置描写以来かもしれません。(キャプでは良さを表現しきれないので載せません)
そして刑執行中の描写も適当に流すことなく雨ざらしの牢獄らし描写や、与えられる最低限の食料、日付感覚を失わぬ為の壁への印を刻み込みや空や天候の変化、主人公の髭や髪の長さの変化で牢獄に収監されてからの経過日数が一目で分かるかのような演出が印象的でした。
色々抜き出せばキリがないのですが第一話簡潔に一言で表すと「丁寧」という単語が浮かび上がってきます。自分のような原作未読の視聴者にとってこの世界観に初めて触れる事となる第一話をこのように世界観に忠実に丁寧に描いてくださるとより入り込みやすくなるのでとても有難いです。勿論丁寧に描きながらもテンポ感は失わない絶妙なバランスも素晴らしい。
二話から他の勇者たちも登場する事と思いますのでまだまだお話の核心に迫るのはこれからという事でこれからじっくり楽しんでいけたらと思っています。
(それにしてもアドレット役の斉藤さんのお声がドストライクでドキドキしてきます)
それでは、次こそガッチャマンクラウズインサイトについて書きます!よろしくお願いします!
文字が生み出す影響力と無限のエネルギー
夏アニメがちょくちょく始まりました。
僕はまだアクエリオンロゴスとガッチャマンクラウズインサイト、ウルトラスーパーアニメタイムと題した五分枠大集合しか見ていないのですが物凄く楽しいです。
前期はあれだけ期待をしていたのにどんどん気力が薄れ感想出来たのは極僅かという結果に終わってしまったことも踏まえて、今期は無理な数は選ばず自分が面白そうだなと思った作品だけを見て”広く浅く”から”狭く深く”をテーマに見進めていけたらなと思っています。
しかしラインナップを見ていると続編や分割ものが多くて狭く深くが出来そうにない…まあ多分分割ものは正直前半部分のモチベーションを維持できていないパターンが多いので苦しいかもしれません。まあいいや、楽しめるものから楽しんでいこう。
まず大本命「アクエリオンロゴス」
大好きなアクエリオンシリーズの完全新作という事なのですが今までのアクエリオンとはガラッと雰囲気が変わったかのように感じます。生みの親、河森監督がコンセプト以外基本ノータッチであることやアクエリオンの音楽関係を全て担当されてきた菅野よう子さんがオープニング以外担当を外れている事、アクエリオンの歌唱担当で有名なAKINOさんが歌っていない事など持ち上げればキリがないのですが”アクエリオン”ではあるものの新しいアクエリオンを目指しているのかなという印象を受けました。
勿論河森監督が気付きあげてきた”アクエリオン”という歴史を崩すことの無い改変、という事で基本的なテンションは変わりません。でも事の始まりである”アポロニアス”と”セリアン”や”堕天使族”と言ったワードが全く出て来ないので未知の世界です。
そんなロゴスの新しいコンセプトは”漢字”。
SNSなどが普及し情報社会である現代でも変わることなく感情を伝える手段として使われる文字の中でも一文字で明確な意味を持つ”漢字”にスポットを当てています。
何も違和感無く日頃当たり前のように使っている漢字が持つ意味を力として置き換えるという設定がもう斬新でわくわくします。さすが河森監督思いつく事が予想を遥かに超えたイメージを作り上げてくる…。
第一話ではその漢字が持つ力を声に出す”創声力”がベクターマシンおよびアクエリオンを起動操縦するカギとなっており、敵となるM.J.B.Kに対抗する為の能力の源にもなっている事が明らかになりました。前作でのエレメント能力に当たる力らしいです(wikiを見てさっき初めて知った)。
創声力を築き上げる為の教育機関に所属する生徒たちが主役となるというのが今回の基本的な構成。前作のエレメント候補生とあまり変わらないのでここはあまり変化という変化は無いですし、主人公となる灰吹陽が候補生でも何でも無い一般人であるのにベクターマシンを操り真理の力を生みだし合体してM.J.B.Kを撃退という流れもいわば伝統芸ですよね。
他は色濃い新キャラクターが物語をガチャガチャかき回してくれるんでしょう。創聖やEVOLとの関わりはノーコメント状態なのでどうなるのかという所も考え所。
ということで第一話を見た感じ大体ここまでしか想像することは出来ませんが、この面白い題材をどう料理して一つの作品として完成させてくれるのか物凄く楽しみです。合体や技も漢字に因んだ手段で抜かりない”アクエリオンロゴス”の今後を六ヶ月楽しく見守らせていただきます。
暑苦しい夏の救世主となる最高の気持ちいい…風を巻き起こしてください!第一話の巻暴走のような竜巻のような豪風で!
ということで次はガッチャマンクラウズインサイトの話がしたい!ので近いうちにガッチャマンについて勝手に書き殴ろうと思います。よろしくお願いします。
連れて行きたいんだハローニューワールド
二ヶ月の逃亡の上やっと重い腰を上げ書き出しました。
二ヶ月後の自分がまさか幼女向けアニメ「アイカツ!」にハマっているとは思いもしなかったでしょうね、人生何が起こるかわかりませんね。
という事で久しぶりのブログではありますが通常運営で趣味報告しかございません。何よりもそのために設立したものですしね。
近況と言いますとアイカツデビュー、刀剣乱舞デビュー、うたプリ音ゲーデビューと今までの自分ではあり得なかったジャンルの扉を盛大に開いています。趣味の幅が広がってきています、楽しい。
そんな中でも今回はハッピーセット購入のご報告を。
今週から始まったアイカツハッピーセット、付録の玩具も可愛いながら付属されるオリジナルアイカツカードが何よりも素晴らしくて購入に踏み切ってしまいました。
合計六セット購入した結果、このようなラインナップになりました。
玩具もハッピーセットにしてはクオリティが高く可愛らしいデザインでセンスやシュシュ位なら普段使いも可能なのではないかと思ってしまいます。もう一度言う!可愛い!
しかし大好きなDreamyCrownカードが四種中三種でに入ったのは幸運だったのではないかと思います。(サンダルは何かで手に入れよう)
しかしこのビーチスプラッシュコーデがビーチをイメージしてあるとはいえポップながらも出すところは出し惜しみしないほぼ水着のようなデザインで刺激的です…瀬名さん…
しかし早いうちにマイキャラちゃんとあかりちゃんに着せたいものですね、ゲームセンターへ早く向かいたい。
しかしハッピーセットだけでなく劇場版も決定、前売り券も発売決定、挿入歌ニミアルバム「Joyful Dance」も発売、アイカツ8の投票もありますしアイカツ様様の夏になりそうです。
はぁ、楽しい。
歳を取るだけの作業
本日四月二十三日、私事ながら誕生日を迎えました。
つい最近二十歳になったと思っていたらもう二十一です。季節の流れが早くてあっという間に人生なんて終わってしまいそうです。
二十一になったからと言って特に心境の変化や進展は無い訳ですが、しいて言えば「少し自立したい」位でしょうか…さすがにもう約一年不自由せず親に甘えて生きています。
少しでも動く事を覚えられたらと思います。全く典型的な駄目人間ですね。
そんな誕生日はあまり嬉しいと言えるような年齢ではないのですが、今回もう結構長くお付き合いをさせて頂いてる可愛らしい女の子に誕生日メールを貰ってしまって、我ながら浮かれています。友達っていいものですね(私の口から出るとは思えない一言)。
距離感が難しい友達関係の中でここまで長くお付き合い出来たのも運命かと。本当にありがとうございます…!
そして親にロールケーキを貰いました。
フルーツがたっぷり入ったロールケーキ…とても美味しかったです…。
そんな今日は多分うたプリ二期を視聴して終えることと思います。乙女チックな夜です(笑)
うたプリが面白くて最近人生が華々しいです。音楽の力って素晴らしいですね。キスよりすごい音楽が本当にある事を今更ながら気付きました。
そして何より七海春歌ちゃんがかわいい。以上です。
吹き抜ける春の風
春アニメが順調に放送開始になりました。冬作品がちょこちょこ残ってるのですが見切れなかった作品は自分にはそこまでだったという割り切り方でさよならしていこうと思ってます。
ということでBS組の私でも大体の作品は一話が放送終了し現在視聴作品を品定め中のところでもありますので確定ではありませんが視聴予定の作品を抜出で主要スタッフの方々だけでも纏められたらと思っています。
「響け!ユーフォニアム」
監督:石原立也 シリーズ構成:花田十輝 キャラデザ.総作監:池田晶子 シリーズ演出:山田尚子 音楽:松田彬人 制作:京都アニメーション
「血界戦線」
監督.音響監督:松本理恵 シリーズ構成:古家和尚 キャラデザ:川元利浩 音楽:岩崎太整 制作:ボンズ
「境界のRINNE」
監督:菅原静貴 シリーズ構成:横手美智子 キャラデザ:たむらかずひこ 音楽:本間昭光 制作:ブレインズ・ベース
「アルスラーン戦記」
監督:阿部記之 シリーズ構成:上江洲誠 キャラデザ:田澤潮.渡邊和夫 音楽:岩代太郎 制作:ライデンフィルム×サンジゲン
「終わりのセラフ」
監督:徳土大介 シリーズ構成.脚本:瀬古浩司 キャラデザ:門脇聡 音楽:澤野弘之他 制作:WIT STUDIO
監督:和田純一 シリーズ構成:待田堂子 キャラデザ:伊藤郁子 音楽:加藤達也 制作:サテライト
「トリアージX」
監督:高見明男.加戸誉夫 シリーズ構成:高山カツヒコ キャラデザ.総作監:高見明男 音楽:宮崎誠 制作:XEBEC
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」
監督:山川吉樹 シリーズ構成:白根秀樹 キャラデザ:木本茂樹 音楽:井内啓二 制作:J.C.STAFF
「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」
監督:星野真 シリーズ構成:金春智子 キャラデザ原案:倉花千夏 キャラデザ:森光恵 音楽:Elements Garden 制作:A-1 Pictures
監督:及川啓 助監督:池端隆史 シリーズ構成:菅正太郎 キャラデザ:田中雄一 音楽:高橋邦幸 制作:feel.
「てーきゅう四期」
監督.脚本.絵コンテ.演出.キャラデザ.音響監督:板垣伸 制作:ミルパンセ
「高宮なすのです!」
監督.脚本.絵コンテ.演出.キャラデザ.音響監督:板垣伸 キャラデザ:三宅舞子 制作:ミルパンセ
「旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目」
監督.脚本:永居慎平 キャラデザ.総作監:馬場竜一 音楽:G-angle 制作:セブン
継続
「黒子のバスケ三期」
監督:多田俊介 シリーズ構成:高木登 キャラデザ:菊池洋子 音楽:池頼広 制作:Production I.G
とりあえず最後まで視聴出来そうな作品はこの位かと思います。続編や継続が少々ありますが大体が新作、こういうクールは久しぶりのように感じます。
特に現在続きを楽しみにしているのは「血界戦線」「響け!ユーフォニアム」「アルスラーン戦記」「終わりのセラフ」「高宮なすのです」「うたのプリンスさま」。ダークファンタジーや戦記、アクションものが好きな自分にとって全てのジャンルを網羅出来てしまう今期がとても嬉しいです。ファンタジーものだけでなくユーフォニアムのような思春期独特な苦さを演出する青春もの、テンポ感が特徴出来な圧倒的ギャグものからスポコンまでどんなジャンル好きでも一つは確実に好きな作品が見つかるであろう幅広さ。端から端まで飽きずに楽しめそうな作品が多く今期も退屈しない三ヶ月になりそうです。
そんな中でも今期自分の中で予想外にちょっとハマりそうな作品が「うたのプリンスさま」。今回で三期目となる乙女ゲーム原作の大人気作品。独特なデザインにハードルが高く三期目になる今回までほぼ触れたことがなかった作品なのですが…恐る恐る齧りついてみるとかなり面白かったです。乙女ゲームは結構ギャグパートが秀才な作品が多いのですがうたプリも真面目に笑わせてくれるような作品で、でも一番大切なアイドルらしさは失わない。この絶妙な組み合わせが素晴らしかったです。
最初躊躇いがあったキャラデザや色合いも幻想的な作品のテイストとマッチしていて全く違和感はありませんでした。やはり人と一緒で見た目だけで判断するのは失礼極まりないという事を改めて実感した気がします。
しかしこうして男性アイドル作品が躊躇わず見れるようになったのも良く考えれば少年ハリウッドのお陰なのかな…と思うと自分の中での凝り固まった考え方を変えてくれた少年ハリウッドに感謝です。
また機会があれば女の子向け作品について語ろう…そうしよう…新しい見解が見えてきそう。
という事で少し話の腰が折れてしまいましたが今期も豊作、とりあえず血界戦線とユーフォニアム、アルスラーンがあれば大満足な状態。
残り二ヶ月弱も思いっ切りの世界観にめり込めそうです。純粋に楽しい。
想いを一つのメロディに
TVアニメ『響け!ユーフォニアム』 PV第2弾 - YouTube
響け!ユーフォニアム放送開始まで二週間を切り約一週間となりました。スタッフから京都アニメーションの本気を感じざるを得ない本作。この前、遂にキャラクターが動き喋り楽器を演奏するプロモーションビデオが公開となりました。
山田尚子さんらしい女の子の可愛さとキャラクターの心情を大切に表現した演出。持ち味の大きなキャラクター達。プロモーションビデオを彩るキャッチ―でこの作品にピッタリなTRUEさんのオープニング主題歌「DREAM SOLISTER」。そして何よりこの作品の醍醐味、息や呼吸の使いを感じる演奏描写。
プロモーションビデオだけで感じ取れる事はまだ少ないですがより期待値が高まってくるかのようなこの映像に釘付けになっています。原作は購入済みですが本編の臨場感を味わいたいのであえて放送終了まで読まないことにしていますので決め手となるストーリーも含め今からとても楽しみです。一京アニファンとしても心が躍ります…。一週間弱が凄く待ち遠しい。
遂に、部活に全てを捧げし少女達の熱く輝く青春が始まる…!