文字が生み出す影響力と無限のエネルギー

夏アニメがちょくちょく始まりました。

僕はまだアクエリオンロゴスとガッチャマンクラウズインサイト、ウルトラスーパーアニメタイムと題した五分枠大集合しか見ていないのですが物凄く楽しいです。

前期はあれだけ期待をしていたのにどんどん気力が薄れ感想出来たのは極僅かという結果に終わってしまったことも踏まえて、今期は無理な数は選ばず自分が面白そうだなと思った作品だけを見て”広く浅く”から”狭く深く”をテーマに見進めていけたらなと思っています。

しかしラインナップを見ていると続編や分割ものが多くて狭く深くが出来そうにない…まあ多分分割ものは正直前半部分のモチベーションを維持できていないパターンが多いので苦しいかもしれません。まあいいや、楽しめるものから楽しんでいこう。

まず大本命「アクエリオンロゴス」

大好きなアクエリオンシリーズの完全新作という事なのですが今までのアクエリオンとはガラッと雰囲気が変わったかのように感じます。生みの親、河森監督がコンセプト以外基本ノータッチであることやアクエリオンの音楽関係を全て担当されてきた菅野よう子さんがオープニング以外担当を外れている事、アクエリオンの歌唱担当で有名なAKINOさんが歌っていない事など持ち上げればキリがないのですが”アクエリオン”ではあるものの新しいアクエリオンを目指しているのかなという印象を受けました。

勿論河森監督が気付きあげてきた”アクエリオン”という歴史を崩すことの無い改変、という事で基本的なテンションは変わりません。でも事の始まりである”アポロニアス”と”セリアン”や”堕天使族”と言ったワードが全く出て来ないので未知の世界です。

 

そんなロゴスの新しいコンセプトは”漢字”。

SNSなどが普及し情報社会である現代でも変わることなく感情を伝える手段として使われる文字の中でも一文字で明確な意味を持つ”漢字”にスポットを当てています。

何も違和感無く日頃当たり前のように使っている漢字が持つ意味を力として置き換えるという設定がもう斬新でわくわくします。さすが河森監督思いつく事が予想を遥かに超えたイメージを作り上げてくる…。

 

第一話ではその漢字が持つ力を声に出す”創声力”がベクターマシンおよびアクエリオンを起動操縦するカギとなっており、敵となるM.J.B.Kに対抗する為の能力の源にもなっている事が明らかになりました。前作でのエレメント能力に当たる力らしいです(wikiを見てさっき初めて知った)。

創声力を築き上げる為の教育機関に所属する生徒たちが主役となるというのが今回の基本的な構成。前作のエレメント候補生とあまり変わらないのでここはあまり変化という変化は無いですし、主人公となる灰吹陽が候補生でも何でも無い一般人であるのにベクターマシンを操り真理の力を生みだし合体してM.J.B.Kを撃退という流れもいわば伝統芸ですよね。

他は色濃い新キャラクターが物語をガチャガチャかき回してくれるんでしょう。創聖やEVOLとの関わりはノーコメント状態なのでどうなるのかという所も考え所。

 

ということで第一話を見た感じ大体ここまでしか想像することは出来ませんが、この面白い題材をどう料理して一つの作品として完成させてくれるのか物凄く楽しみです。合体や技も漢字に因んだ手段で抜かりない”アクエリオンロゴス”の今後を六ヶ月楽しく見守らせていただきます。

暑苦しい夏の救世主となる最高の気持ちいい…風を巻き起こしてください!第一話の巻暴走のような竜巻のような豪風で!

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ということで次はガッチャマンクラウズインサイトの話がしたい!ので近いうちにガッチャマンについて勝手に書き殴ろうと思います。よろしくお願いします。